KAT locoのざっくりとした説明

Twitterで展開するには色々と手間が掛かるのでこちらで。

ということで今回、無事に入手できたこちらの KAT locoについて説明も交えて色々レビューしていきたい。

KAT locoとはざっくり説明すれば(上記リンクを見ればすぐに分かるのだが) 腰に1つ、足には2つ装着して コントローラーの代わりとして動作できるトラッカーである。

この機器にはジャイロセンサーと(おそらくは)加速度センサーが仕込まれており、 この2つのセンサーで装着者の動きを検知しコントローラーとして動作させることが可能となっている。

この機器のポイントとしてはあくまでコントローラーのエミュレータとして動作させているため(KAT loco公式サイトでそれ用のツールをDLする)、 KAT loco公式では非対応のソフトでも容易に動作させることが可能な点が挙げられる。 無論、コントローラーのエミュレータではあるが

・左手のコントローラーは左を指していて

・右手のコントローラーは右を指している

以上のような状態でもちゃんと前に歩くことが可能だ。

※ツールによって3つ目のコントローラーとして認識させている?  ただし、SteamVR上では表示されない

難点として挙げられるのは個人的に期待していたViveトラッカーとして使えるのか、という点。

これは残念ながら5個にしないとおそらくは不可能と思われる(設定アプリも確認したがそれらしき項目は見つからない)。

というのもこの機器はあくまでUSBドングルにジャイロセンサーなどで検知した傾きや速度を送信しているだけのため、

ViveトラッカーのようにLightHouseによって位置を常にスキャンされているわけではない

つまるところ、腰と足首の2つでは太もも辺りの角度がスキャンできないためかフルボディトラッキングはできないようだ。