KAT locoの使用感について
今回はKAT locoを使って幾つかゲームを遊んでみたのでその使用感などをお伝えしていく。
なお、この評価はあくまで主観的なものであり他の使用者と意見の相違が発生する可能性があることを予めお伝えする。
なお、本デバイスはコントローラーの処理を模倣して動かす都合上、
ゲーム内で移動方向の基準をHMDにすると正しい方向にうまく動かなくなる可能性が高いということを明記しておく。
※個人差や相性もあるので一概には言えませんが
またセンサーの相性と自分の足の動かし方が悪いのか、微妙に変な方向にズレて動き始めるケースがあったことも予めお伝えしておく。
つまり、それくらいジャイロセンサーの感度が高いということです。
Pavlov VR
ストアページはこちら。
KAT loco公式サイトにて対応済みと表明しているゲームの1つ。
面倒な設定なしに足を動かすことで移動が可能。
設定としてはIndexコントローラーならサムスティック(Press)、
Viveコントローラーならタッチパッド(Press)にロコモーションを設定しておくのがおすすめ。
こうすることで銃を前に構えれば自動で歩きに変わり、構えなければダッシュ移動でうまく動き回ることができる。
微妙な位置調整はコントローラー、おおまかな移動はKAT locoで使い分けることでかなり運動してます感が出せる。
Blade and Sorcery
ストアページはこちら。
KAT loco公式サイトにて対応済みと表明しているゲームの1つ。
このゲームについてはダッシュするには前に移動しながら腕を振る動作を要求されるためかなり相性がいい部類のゲーム。
無論、剣戟時に足をバタバタ動かして防いだり突きを入れたりするわけにはいかないのでそういうときは流石にコントローラー側での操作を要求されるが…
だが敵に向かってクレイモアを上に構えて走って動けるのは楽しい。
RunVR
ストアページはこちら。
KAT loco公式サイトでは特に何も明記されていない(公式では非対応)のゲームの1つ。
このゲームはトリガーを引きながらコントローラーを前後に振ることで前進できるタイプのゲームである。
一応KAT Gatewayのロコモーションコントロールにトリガーの項目があったのでコレを使用してみたのだが…
どうもトリガーやグリップの場合、前に移動を検知するとトリガーやグリップを引くだけで終わるのである。
つまるところ、足をどれだけ動かしてもツール上ではコントローラーのボタンを押し込んでいるだけで終わってしまう。
じゃあどうやって移動するかと言うと…足をバタバタ動かしてトリガーを押し込んでもらっている間にコントローラーを振るのである。
そもそも酔いにくいように腕を振って動く仕様になっているのでこれでは意味がない…
その他デバイス側への意見
・センサーの感度が高すぎて移動方向のズレがそこそこ激しい(私の身体の動かし方の問題でもある)
・その割に足踏みの判定が若干厳し目(感度調整は出来るが…)
・Linear mappingをTrueにしてもあまりアナログ入力感を感じない
→ギュンッとした止まり方はしないが歩き→走りまでの段階はかなり短めに感じる
・トリガー及びグリップの入力関連がどうにか…ならないよなあ